さらに慰謝料について知る

逸失利益逸失利益というものもあります。例えば、症状固定後に後遺障害が残った場合に、それから先の収入が減ると考えるのです。その減ると思われる分の金額を逸失利益として請求できるというわけです。実際どのくらいの金額が減るかどうかはわからないですが、将来的に収入が減ってしまうと仮定した上での損害賠償請求を認めているわけです。

逸失利益の計算ですが、基礎収入額×労働能力喪失率×労働能力喪失期間に対応するライプニッツ係数という計算式が用いられます。逸失利益というのは、本来は後遺障害の認定に対して一度に金額が出るものではありません。毎年発生することになるはずなのですが、1年ごとの計算は煩雑ということもあって、民事裁判においては将来的なところも含めて一度に請求をする必要があるのです。そうしたところを含めて上記の計算式が用いられるのです。

後遺障害慰謝料というものもあり、これは症状固定後に後遺障害が残った場合、それに対しての慰謝料が請求できるというものです。症状が固定するまでの治療についての慰謝料とはまた別として計算がされます。後遺障害等級の程度に対しての金額が適用されます。任意保険の基準より、民事裁判の基準の方が高い金額の請求が認められるのです。

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